解放的な南国をイメージする「オレンジ(色)」と
悲しみの色「ブルー」をイメージする「涙」
この2つの言葉の組み合わせに
「ちょっと違和感がある」と思った方が
いらっしゃるかもしれません。
一般的には、オレンジ(色)は「温かく、元気なイメージ」で
「涙」とは無関係な色と捉えられがちです。
では、人は色を見てどう感じるのか?
人が色を選ぶ時にどのような心理が関係しているのか?
このことは色彩心理学の分野で研究がなされてきました。
実は人が色を見てどう感じるかは
2つの要素が深く関係しています。
ひとつは、その時の気分。
もうひとつは、その時の体調です。
同じ「オレンジ(色)」を見ても
気分がイライラしている時に見る場合と、
気分が高揚している時、
或いは寂しい時では
それぞれ違って見えると言うことです。
ただ、その気分は一時的なもので、
60分後には、
24時間後には
72時間後には . . .
違うものになっているかも知れません。
人の心はまるで「お天気」のように変わります。
もしあなた見た「オレンジ(色)」が晴れやかな色ではなく、
悲しく、寂しい「涙色」に感じたとしても
それを否定せずに、受けとめてみてください。
自然の中で暮らす生き物たちには、
晴れの日だけでなく、雨の日も必要です。
人も同じ。そう思っています。
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色彩教育研究所イーカラー
代表 志田 悦子